商品名 | 遠隔自動調理機能付き卓上IHコンロ |
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納品先会社 | S社 |
開発期間 | 6年間 |
弊社担当箇所 |
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福井県鯖江市で漆器製造販売企業であるS社は、IH調理器に反応する漆器の開発を長年行っていました。病院や福祉施設などに、無線機能による遠隔で自動調理が可能なIH調理器を見栄えの良い食器と共に提案したところ大反響となり、福井県庁、某大学、某電力メーカーとともに実用化に向けて更に研究を続けていました。
開発経緯
【お客様の課題、要望】
当初、市販の業務用IH加熱カート(28食同時加熱)を採用されてましたが、小中規模の高齢者福祉施設や個宅高齢者住居向けに個食(一人用)調理が出来るIH調理器を開発して欲しいとの要望で、取引先より弊社が紹介を受けてプロジェクトに参画しました。
【弊社からの解決提案】
自立で開発予算を捻出しなければならず、弊社でものづくり補助金に申請、採択を受けて1号機試作開発を行い、御客先でも補助金を受けながら、詳細設計、機能実験を繰り返しながら2号機試作、3号機試作まで実施しました。
【提案結果】
お客様のご要望であった「無線機能での遠隔自動調理」、「リアルタイム調理温度取得による加熱温度自動補正」、これら機能を持たせた「IH自動調理器」の量産試作まで完成しました。